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十勝毎日新聞

患者を出迎え だい内科が中庭にキャットルーム設置【清水】

 清水町内のだい内科医院(臺一泰理事長)の中庭がキャットルームとしてリフォームされ、愛らしい猫たちが、来院する患者を和ませている。

院内の処置室からガラス越し見えるキャットルームと臺理事長

 猫が好きな患者が多いほか、新型コロナウイルスワクチンを接種する人などにも和んでほしいと、昨年11月に院内の処置室から見える中庭をリフォームした。猫用の階段を取り付けて、キャットタワーや猫用こたつなどを設置した。臺理事長(65)の自宅とつながっており、猫は気ままに行ったり来たりしている。妻の淑子さん(65)が描いた猫などの絵も飾られている。

 キャットルームにいるのは臺理事長と淑子さんが飼っている猫4匹で、うち2匹は保護した猫。臺理事長と淑子さんは「コロナ禍でどこにも出掛けられないと思うので、少しでも喜んでもらえれば。スタッフも猫が来ている時は楽しんで見ている」と話す。

 同医院では、淑子さんが作ったグッズの販売や募金などを行い、猫の保護活動や飼い主探しなどの事業を行うNPO法人「猫たちを守る十勝wishの会」(帯広)に寄付している。臺理事長と淑子さんは「1匹でも多く保護猫が家族を見つけられるようになれば」と願っている。

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