北京五輪の女子スピードスケートで金・銀のメダルを獲得した幕別町出身の高木菜那、美帆姉妹をたたえようと、チーズ工房ＮＥＥＤＳ（幕別）は３月１日から、メダルに見立てたクーポン付きのチーズを６０個限定で販売する。１～５日に店内商品全品を半額で販売するセールも実施する予定。

金・銀メダルを取り付けたチーズをＰＲする営業主任の関萌さん

　金・銀のメダルを模したクーポンは円形で直径６．５センチ。表面に「おめでとうございます」と印字し、裏面に次回来店時に使える３００円引きのクーポン（８月末まで使用可）を付けた。クーポン付き商品はカチョカバロ、ラクレット、槲（かしわ）の３種で各２０個販売する。店舗で先着順に販売し売り切れ次第終了。希望すればクーポン使用後もメダルを持ち帰れる。

　２０日に閉幕した北京五輪で高木姉妹は金・銀のメダル５個を獲得。地元幕別でも活躍に沸き立った。ＮＥＥＤＳの磯部公児工場長は「コロナ禍で暗い話題が多く落ち込んでいたところ、高木姉妹の活躍に勇気づけられた。地元の一事業者として何かできないかと思い企画した」と話す。

　同店は来店が減る冬を休業期間（１２月～２月末）とし、３月１日が休業明けの初営業となる。営業時間は午前１０時～午後５時。日曜定休。問い合わせは同店（０１５５・５７・２５１１）へ。