一般社団法人いけだワイン城(村田政宣理事長)は、池田町出身の吉田美和さんがボーカルを務める「ドリームズ・カム・トゥルー(ドリカム)」とコラボレーションし、ワイン城敷地内にある「DREAMS COME TRUE VINEYARD(ドリームズ・カム・トゥルー・ヴィンヤード)」で収穫した醸造用ブドウ「山幸」を使ったワイン3本セットを、ワイン城で10日から初めて一般向けに販売する。限定339セット。
ドリカムのコンサートが11、12の両日によつ葉アリーナ十勝(帯広市)で開かれることに合わせた企画。DCTヴィンヤードは、2009年に誕生した広さ13アールのブドウ畑。ここで収穫した山幸を使ったワインを町の新成人に贈っている。
商品化したワインは15~17年のヴィンテージ(収穫年)3本セットで箱入り。ワインラベルは紫、緑、青に色分けし、シリアルナンバーが入っている。15、17年のヴィンテージワインが720ミリリットル、16年のヴィンテージワインが360ミリリットル。1セット9900円。10日は午前9時からワイン城で販売を開始し、11、12の両日はコンサート会場で各日100セットを販売する。
町ブドウ・ブドウ酒研究所は「長期のたる熟成と瓶熟成を経て、酸とタンニンがバランスよく溶け合って美しく変化したワインを、ドリカムの楽曲とともに楽しんでほしい」とPRしている。
また、ワイン城レストラン4階でも10日~3月21日の期間中、十勝ワインの「山幸」をソースに加えたパスタ「牛とゴボウのトマトラグーソース」(1800円)を提供。同じ期間中、今回のヴィンテージワインのラベルがデザインされたオリジナル缶バッジとマカロン4個入りのセット(2200円)を、フードカウンターで販売する。ドリカムの記念館「DCTgardenIKEDA」では缶バッジ単品(660円)を10日から通年販売する。
今回のコラボ企画の詳細は同法人のHPで8日に公表される。ヴィンテージワインに関する問い合わせは同研究所(015・572・4090)へ。
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