音楽とイルミネーションで幻想的に【阿寒湖畔】
阿寒湖イルミネーション「天園の森」が19日、釧路市阿寒湖温泉湖畔駐車場横の特設会場で始まった。阿寒の天空をイメージした「色と光と音楽にあふれるウインターガーデン」をテーマとし、約3万個の発光ダイオード(LED)やムービングライトなどイルミネーションが音楽に合わせ、赤、緑、青、白の4色を組み合わせで色彩を変えながら、阿寒湖畔の森を幻想的に彩っている。
天園の森はNPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構(松岡尚幸理事長)による初の取り組み。高さ3・6㍍、幅6㍍、長さ30㍍のアルミフレームにLEDなどを取り付けた。会場内にはたき火を楽しめ、温かい飲み物を提供する大型テントも設営している。
同機構では、これまで冬期に阿寒湖氷上でイベントを実施してきたが、結氷時期が遅れたり天候に左右されたりするため、結氷前の時期にデジタル技術を活用した新スタイルのイベントを模索。春から準備を進め9月中旬に開催を決めた。来年2月1日からの「阿寒湖氷上冬華火」会場への導入路として、温泉街と会場を結ぶ役割も担う。
この日は点灯式が行われ、松岡理事長と孫の沙知さん(9)、沙和さん(7)、沙英ちゃん(5)がボタンを押すと、イルミネーションが音楽とともに輝き、来場した観光客から歓声が湧いた。友人と来場したオホーツク管内遠軽町の教員の20代女性は「自然を生かしたイルミネーションは初めて。音楽とコラボしてきれい」と笑顔を見せた。松岡理事長は「アクティビティーやイベント、施設も含め観光客にいろいろな楽しみを提供したい」と話していた。
入場無料。イルミネーションは来年3月2日までの午後4時~同10時(たき火のテントは同9時まで)。問い合わせは同機構0154(67)3200へ。
関連記事
母の日記念乗車券、限定千枚販売開始 JR母恋、東室蘭駅【室蘭】
JR北海道は1日から、「母の日」(12日)に合わせて、室蘭線の母恋駅と東室蘭駅で「母の日記念乗車券」の販売を始めた。縦のしおり形で、千枚限定。 記念乗車券は、母恋駅を背景に「お母さんありが...
連休、遊び、奉仕 ふぉれすと鉱山【登別】
春のワンデイハイク NPO法人登別支援活動支援組織モモンガくらぶ(松原條一理事長)が主催する「春のワンデイハイク」が4月28日、市内鉱山町のネイチャーセンターふぉれすと鉱山で開かれた。参加者は...
“つながり・地産地消”地元味わう料理提供 洞爺湖温泉街、カフェ「めぐりや」..
◆―― 魅力にひかれ全国から若者 洞爺湖町の洞爺湖温泉街にコミュニティーカフェ「めぐりや」がオープンした。運営するのは、洞爺湖の魅力にひかれて全国から集まった20~30代の若者。「つながり・地産地...
旧江差線木古内―江差間廃線10年で写真資料展【木古内】
【木古内】旧JR江差線木古内―江差間が2014年5月の廃線から10年となるのに合わせて、鉄道愛好者でつくる木古内町鉄道資源活用推進協議会(長江郁孝会長)は、町郷土資料館「いかりん館」(町鶴岡)で...
函館市電「十字街」電停、12月に移設へ 函館駅寄りに【函館】
函館市企業局交通部は、市電の十字街電停を現在の場所からJR函館駅寄りに約30メートル移設することを明らかにした。12月までに移設工事を終了させる見込み。スロープを設けてバリアフリー構造とし、高...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
2ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】
3うらかわオバケ桜が満開に 26日は公開から1時間で150人来場【浦河】
4函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
5イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
-
1
米粉100%使用シフォンケーキ開発 函館のカフェ【函館】
2函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
3室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
4丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
5森町地域おこし協力隊に元プロ野球選手の吉田さん着任【森】