明るく穏やかな新年を【浦河】
コロナ禍の中、年末年始の事件事故を無くして明るく穏やかな新年を迎えようと、浦河地区防犯協会連合会と暴力追放運動推進協議会主催の「町地域安全巡回」が17日夜、浦河町内で飲食店が多い堺町と浜町・大通地区で行われた。
例年歳末には各地で犯罪や交通事故が増加することから、道警と道防犯団体連合会がこの時季に実施する「歳末特別警戒(歳末地域安全運動)」(15日~31日)にあわせ、毎年安全巡回を行い地域住民の自主防犯意識の高揚を図っている。
今年も町防犯協会が実施主体となって、関係団体と浦河警察署などから堺町地区に10人、浜町・大通地区に8人が参加。寒さの中、午後7時に各地区で出陣式を行い、巡回が始まった。
浜町・大通地区では午後7時に北洋銀行裏の駐車場に集合。町防犯協会から2人、佃正広浦河警察署長ら3人と池田拓浦河町長ら町から3人が参加。佃署長は「歳末は特に強盗事件や特殊詐欺、飲酒運転の発生が懸念されている。年末年始の特別警戒を関係機関と連携を取りながら取り組みたい」とあいさつし、池田町長は「しっかり啓発していきたい」と事件事故防止を参加者へお願いした。
このあと一行は2班に分かれて巡回に出発。各計12店で店主や客へ「犯罪には十分気を付けて」などと声を掛けながら、「飲酒運転絶対ダメ!」、「犯罪から身を守ろう」などの啓発資材が入った袋を手渡した。
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