観光客に「勾玉クッキー」をＰＲした登別明日中等教育学校の生徒たち＝新千歳空港旅客ターミナルビル（提供写真）

　登別明日中等教育学校（志知芳彦校長）の６回生山谷翠さん、佐々木あかりさんが、新千歳空港内で、わかさいも本舗（本社洞爺湖町、若狭健司代表取締役社長）と共同開発した「勾玉（まがたま）クッキー」をＰＲした。

　「勾玉クッキー」は、文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業（グローカル型）」の指定を受けている同校の探究活動の一環として、山谷さん、佐々木さんが同社に協力を打診。縄文文化をテーマに誕生したスイーツを手掛けた。

　勾玉をイメージした丸みを帯びた形。パッケージデザインも縄文土器のイラストをあしらうなど、見ても食べても縄文を感じる仕上がりだ。

　２人は４、５の両日、新千歳空港旅客ターミナルビル２階にある、北海道本舗総合土産店催事コーナーで販売した。パネルを手に、観光客らにクッキーのおいしさと、縄文文化を熱心にＰＲしていた。