十勝池田酒販協同組合(新津雅弘理事長)は10日、ジュエリーアイスラベルの十勝ワインを今年も発売する。ラベルには、豊頃町出身の写真愛好家でジュエリーアイスの名付け親でもある浦島久さんが撮影した写真を初めて使っている。
十勝ワインの銘柄は、池田町独自のワイン醸造用ブドウ「山幸」「清舞」などをブレンドした「北海道産ビンテージ赤2018」と、道内産のブドウ「ケルナー」などをブレンドした「北海道産ビンテージ白2019」の2種類。十勝ワインを製造する池田町と商標権を所有する豊頃町の協力を得て商品化したもので、ラベルは第3弾となる。
豊頃町商工観光課を通じて浦島さんに声が掛かり、浦島さんも「有名なワインに使われるとなれば名誉なこと」と写真の提供を快諾。同組合側で数ある力作の中からワインのイメージに合った写真を厳選し、赤、白とも2018年2月に撮影されたものを採用した。
赤には「朝焼けの浜辺 真っ赤に染まる氷の宝石 こんな熱い想いよ もう一度だけでも…」、白には「毛嵐から太陽が 白く光る氷の宝石 こんな静寂の時間よ 1秒でも長く…」のフレーズが添えられ、写真もその内容とマッチしている。
同組合の伊藤博樹事務長は「豊頃町とジュエリーアイスの知名度向上にもつながれば」と期待する。
赤は264本、白は192本の計456本で、いずれも1本(720ミリリットル、アルコール度12%)2042円。同組合を構成する6町(池田、豊頃、浦幌、本別、足寄、陸別)の酒類取扱店と帯広市内の一部で取り扱う。問い合わせは同組合(015・572・2489)へ。
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