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釧路新聞

小田さん全国総文祭に出品【釧路】

全国推薦の賞状を手に笑顔を見せる小田さん

 釧路湖陵高校(遠藤孝一校長)美術部の小田侑季さん(理数科2年)のペン画作品が、来年7月31日~8月4日に東京都で開催される「第46回全国高校総合文化祭東京大会(とうきょう総文2022)」への出品が決まった。作品は旧約聖書の「創世記」に登場する「バベルの塔」をモチーフに巨木と積み重なる建造物を緻密に描いた「Bab―ili」(F30号)で、美術・工芸部門(平面作品)での全国推薦は同校からは14年ぶり。

道高文連主催の「第55回全道高校美術展・研究大会(石狩大会)」は10月12、13日に開かれ、平面作品は全道から1778点の応募があり、10点が全国推薦された。展示会場の札幌市民ギャラリーは新型コロナウイルス感染防止対策として入場者を制限したため「全道Web美術展」も併催した。

 小田さんは4月上旬から8月下旬にかけて自宅で部活後や休日に作品を制作。当初は巨木に建物が組み込まれているものをイメージして進めていたが、制作途中でバベルの塔にコンセプトを変更し、柱なども描いて完成させた。全国推薦については「びっくりした。Web美術展を見てすごい作品ばかりだったのでうれしかった」と喜ぶ。

 小田さんは、道教育大附属釧路中学校(現道教育大附属釧路義務教育学校後期課程)時代に3年間美術部に所属。最初はアクリル画を描いていたが、「複雑に重なり合う建物や木などの植物を細かく描きたい」とペン画に転向し、青少年を対象とした絵画展での入賞歴もある。湖陵高では山岳部の部長も務めるほか、生物部にも所属し、美術部には2年生になってから入部。市内の美術教室でデッサンも習った。  学校行事との兼ね合いで、高文連の釧根支部美術展研究大会や全道大会に参加することができなかったが、総文祭への出品に当たり「自分の作品を他の人に見てもらっている光景を見てみたい」と笑顔を見せる。

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