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函館新聞

半世紀の節目盛大に MB混声合唱団50周年記念演奏会【函館】

息の合った歌声を披露する団員

 函館MB混声合唱団(小野紀子理事長・団員50名)は10月31日、市民会館大ホールで「創立50周年記念演奏会」を開いた。節目にふさわしい多彩なプログラムに、聴衆からは大きな拍手が送られた。

 同合唱団は1970年に発足。昨年が創立50周年にあたり演奏会を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、2年ぶりの演奏会となった。

 プログラムは3部構成で、1部は高野喜久雄作詩、高田三郎作曲の混声合唱組曲「水のいのち」など、OB・OGも加わり披露した。2部の「思い出のコーナー」は、同合唱団創立者の故石見普二男さんが愛した男声、女声、混声合唱曲を1曲ずつ演奏した。

 3部は、胆振東部地震の被災者へ寄せて福島県在住の詩人和合亮一さんが作詩した「決意のあいだ」に、函館在住の作曲家、佐々木茂さん(75)が今回の演奏会に合わせ作曲。演奏前には佐々木さんの友人、桜田敬子さんが朗読した。伴奏は弦楽合奏MB50記念ストリング・アンサンブル(札幌)、函館のオルガン奏者石崎理さんが担当。離れた土地からの共感メッセージが歌声に乗りホールに響いた。

 初演を聞き終えた佐々木さんは楽曲に寄せて「(東日本大震災から)この10年間他人事のように過ごした自分の贖罪(しょくざい)もあり作曲したのかも知れない。詩人に心から敬意を表したい」と話し、3部を指揮した畑中一映さん(51)は「コロナ禍の影響で延期となり、練習も対策をしながら積み重ねてきた。(演奏会を開けたことを)皆さまに感謝したい」とあいさつした。

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