【様似】町教委と様似文化協会、様似写真愛好会ＳＰＡ共催の公民館いろいろアート展「様似写真愛好会・北海道カメラ女子の会写真展～写真による地域の魅力発見・発信～」が、12日から町中央公民館文化ホールで始まった。17日まで。

　写真は様似、浦河、えりもの日高東部３町と十勝管内広尾町で撮影されたサクラ、動物、景色、花などのほか、カメラ女子の会の会員が自分の住む町や風景など道内の写真もある。

　出展は北海道カメラ女子の会（渡邉真弓代表、会員６３０人）から20点、様似写真愛好会ＳＰＡから14点、浦河高校写真部から43点、日高信用金庫創立１００周年記念フォトコンテスト入賞作品18点、浦河高校課題研究班から10点の計１０５点が展示され、写真家たちの個性豊かな作品が並び、見ごたえがある。

　文化ホール横のギャラリーでは北海道カメラ女子の会代表の写真家、渡邉真弓さん＝札幌市在住＝の個展も開かれている。「そこにある」をコンセプトにした写真展は、２０１７年から18年にかけて東京・札幌で開いた個展に出展した作品約30点。

　渡邉さんは「普段見過ごしがちなちょっとした瞬間を捉えたもの。自分の生活の中にも光るものがあるんだなと感じてほしい。通勤や通学の行き帰りの中でも新しい発見があることに気づくきっかけになってくれたら」と来場をＰＲした。

　写真展は17日まで。時間は午前９時から午後６時（最終日は午後４時）まで。

　また、16日午後４時から一般を対象に渡邉さんとのトークショーも開かれる。入場無料。

ギャラリーで開かれている渡邉さんの個展