表彰式後、関係者と記念撮影するミスシンザンの２人

　13日にＪＲＡ中京競馬場で行われた第59回日刊スポーツ賞シンザン記念（ＧⅢ）表彰式で、浦河町の２０２４年度ミスシンザンの岡田有未さん（28）と髙橋初奈さん（24）の２人がプレゼンターを務め、町の魅力を全国にＰＲした。

　シンザンフェスティバル実行委の中島雅春委員長や委員、町職員など８人が同行した。

　ミスシンザンの２人はレース前日の12日に中京競馬場に入り関係者らを表敬訪問。タレントの蛍原徹さんが司会を務める東海テレビの「競馬ＢＥＡＴ」に生出演しＪＲＡ日高育成牧場やサラブレッドタクシーなど、馬の町の魅力をＰＲしたほか、滞在中、日刊スポーツ新聞社やテレビ、ラジオなどの取材対応などに追われた。池田拓町長も応援に駆け付けたレース当日の13日には、同競馬場で日刊スポーツ主催の抽選会に参加。日高昆布、日高昆布ラーメン、日高昆布だしをセットにした景品50セットを町の観光パンフレットとともに当選者に配布して来町を呼び掛けた。

表彰式でプレゼンターを務めるミスシンザンの岡田さん（左手前）と髙橋さん（同２人目）

　レースは安平町ノーザンファーム生産のリラエンブレムが１分34秒６のタイムで優勝。表彰式でミスシンザンの２人が、馬主、騎手、調教師など関係者に優勝カップと日高昆布５００㌘を贈った。

　また、テレビ局の取材などで高橋さんは「ウォーターガーベラ」（伏木田牧場生産）、岡田さんは「リカントロポ」（荻伏三好ファーム生産）の浦河町産馬の２頭をシンザン記念の“推しの馬”に予想。14番人気のウォーターガーベラが３着に入り高橋さんが見事予想を的中させた。

　ミスシンザンとしての初仕事に町担当者は「テレビやラジオの取材など、慣れない環境の中で緊張しながらも本当によく頑張ってくれた。表彰式でも堂々とプレゼンターを務めるなど、町の魅力を全国に発信してくれた」と２人の仕事ぶりをたたえた。