函館空港の日本航空カウンターに置かれた琉球寒緋桜（１８日午前１０時ごろ）

　函館空港の日本航空（ＪＡＬ）チェックインカウンターに１８日、沖縄本島北部に位置する本部（もとぶ）町から送られた「琉球寒緋桜（りゅうきゅうかんひざくら）」の切り花が展示された。「沖縄発『日本一早い桜の花』」として、沖縄観光をＰＲしている。

　日本航空（ＪＡＬ）グループが同町で同日から２月２日まで行われる「第４７回もとぶ八重岳桜まつり」に協賛していることで、同町観光協会などが全国のＪＡＬ就航地のカウンターやラウンジにサクラを寄贈している。函館には１７日、羽田空港を経由して到着した。

　琉球寒緋桜は、沖縄や中国南部、台湾、沖縄などに分布。小輪の一重咲きだが、緋紅（ひこう）色といわれる濃い色のため華やかさと重厚感がある。

　展示しているサクラは高さ約１メートル。開花はまだ数輪のみで、１週間程度で見ごろになるという。