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苫小牧民報

冬の白老を味わって 「ウエムラ・ビヨンド」と「オルセット」 白老牛やシカ肉で新メニュー

冬の白老を味覚で堪能してもらおうと町内の飲食店2店が、新メニューの提供を始めた。町社台289のファームレストラン「ウエムラ・ビヨンド」は15日から、白老牛を使ったカレーやパスタを提供。町大町3のイタリアン「オルセット」は16日から、町内で捕れたシカ肉を使ったラビオリを扱う。

白老牛などを使った新メニューを紹介する上村牧場の上村社長

 ウエムラ・ビヨンドが始めたのは、▽白老牛たっぷりグリルカレー(2000円)▽白老牛ミートいっぱいスパゲティ(1800円)▽白老前浜毛がに入りトマトクリームパスタ(1800円)―の3点。カレーはビーフシチューに用いるデミグラスソースがベースで、白老牛もも肉のうま味を引き立たせる。同店を経営する白老和牛王国上村牧場(町石山)の上村篤正社長(55)は「まずは白老牛のおいしさを知ってもらいたい」と語る。パスタは、肉のほかにも白老の魅力を味わってもらうために用意した。

 いずれも3月31日までの限定品。上村社長は「好評であれば毎冬出していきたい」と話す。卒業や入学の祝い、歓送迎会や記念日での利用も呼び掛ける。

 午前11時~午後8時。毛がにのパスタのみ要予約。問い合わせはウエムラ・ビヨンド 電話0144(84)3386。

     ◇

 昨年12月に開店し、低価格の本格ピザやパスタが食べられるイタリアンの大衆食堂オルセットは、シカ肉のソーセージのラビオリ(1200円)とシカ肉の煮込みのラビオリ(同)を冬季限定メニューとして、3月31日までの予定で提供する。

 町石山の猟師から直接買い付けたシカ肉で、店主の熊谷宏樹さん(50)が自家製ソーセージや生ハム、ベーコンなどを手掛けた。ソーセージのラビオリはクリームチーズを挟み、シカ肉だしのソースであえた。煮込みのラビオリは、味付けしたシカ肉を包んで煮込み、だしと焦がしバターソースをからめた。注文の際に券売機で「パスタB」の食券を購入する。

 同じ店舗内で兄の貴洋さん(55)が経営する食堂「熊谷商店」の1000円前後の定食やラーメンとのバランスを考え、「極端に高い値段にはできない。イタリアンの価格破壊を目指す」と意気込む。

 午前11時~午後2時、午後5時~同8時。水曜定休。問い合わせはオルセット 電話0144(61)1852。

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