青山市長（後列左端）らを表敬訪問した国民スポーツ大会の道代表で出場するスティーラーズの８選手

　第７９回国民スポーツ大会冬季大会アイスホッケー競技会の成年の部に道代表として出場する社会人チーム、日本製鉄室蘭アイスホッケー部「室蘭スティーラーズ」の８選手が１４日、青山剛室蘭市長を表敬訪問し、９連覇が懸かる大会への意気込みを語った。

　同部からはＧＫ山口連（テツゲン）、ＤＦの横山恭也（幌清）、ＦＷの田畑秀也（スガテック）、阿部魁（新和産業）、脇本直迪（大和工業）、工藤翔介（日鉄テックスエンジ）、中村海大（濱野鋼業）、嶋野瑛心（大同電設）の８選手が選出された。

　この日市役所を訪れた選手らは「どこにも負ける気がしないほど万全なコンディションを整えている」と声をそろえた。青山市長は「市民にスティーラーズの活躍が浸透して、期待も大きいはず。自分自身を鼓舞して戦ってきてください」と激励した。

　道代表の主将としてチームをまとめる横山選手は「人生でなかなか経験しない９連覇。プレッシャーはあるが、楽しんで優勝したい」と力強く語った。同部の松島光宏監督は明るく、楽しく、粘って勝つチームカラーを挙げ「観客を魅了する勝ち方と道代表チームを室蘭色に染めて勝ち進んでほしい」と語った。

　大会は２月１日、岡山県で開幕。初戦は２日正午から、福井県代表対神奈川県代表の勝者と対戦する。