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室蘭民報

市役所内、行き先一目 市若手・中堅職員提案「市民目線で」【室蘭】

色別、簡潔フレーズ 案内一新

行き先案内表示を一新した市役所本庁舎正面玄関入口

 室蘭市は、市役所本庁舎内の案内表示や看板などのデザインを一新し、大きな文字で行き先などが分かりやすい案内表示に変更した。市民の声を受けて若手・中堅職員によるワーキンググループ(WG)が見直した。市は、今後も行政サービス向上に向け職員提案による業務改善を推奨していく。

 市役所の正面玄関を入ると、白鳥大橋や室蘭やきとりなど、まちをイメージした絵がある階段が目に入る。床には「高齢福祉・介護保険」「町内会・犬の登録」といった簡潔なフレーズと、担当課へ案内を示す矢印も表示。いずれも職員の提案で実現し、11月25日から運用を始めた。

 見直しを提案したWGメンバーで、子育て支援課の早坂定幸係長は「市民目線で分かりやすい表現を心がけた。色を変えて表示を見直し、迷わずたどり着けるようになってもらえれば」と語った。

 昨年20~40代の職員10人でWGを初めて設置。市民と対面で接する機会の多い高齢福祉課や市営住宅課などがある1階で働く職員から「行き先に迷っている市民が多く、案内することが多い」との意見があり、実際に職員が庁内を歩いて調査し、見直し案をまとめた。

 市は本年度の予算で職員提案による業務改善事業を初めて設け、967万円の予算を計上した。案内看板の見直しのほか、技術系職員の研修拡充、相続人を簡潔に管理できるシステム導入などを既に行っている。

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