市役所内、行き先一目 市若手・中堅職員提案「市民目線で」【室蘭】
色別、簡潔フレーズ 案内一新
室蘭市は、市役所本庁舎内の案内表示や看板などのデザインを一新し、大きな文字で行き先などが分かりやすい案内表示に変更した。市民の声を受けて若手・中堅職員によるワーキンググループ(WG)が見直した。市は、今後も行政サービス向上に向け職員提案による業務改善を推奨していく。
市役所の正面玄関を入ると、白鳥大橋や室蘭やきとりなど、まちをイメージした絵がある階段が目に入る。床には「高齢福祉・介護保険」「町内会・犬の登録」といった簡潔なフレーズと、担当課へ案内を示す矢印も表示。いずれも職員の提案で実現し、11月25日から運用を始めた。
見直しを提案したWGメンバーで、子育て支援課の早坂定幸係長は「市民目線で分かりやすい表現を心がけた。色を変えて表示を見直し、迷わずたどり着けるようになってもらえれば」と語った。
昨年20~40代の職員10人でWGを初めて設置。市民と対面で接する機会の多い高齢福祉課や市営住宅課などがある1階で働く職員から「行き先に迷っている市民が多く、案内することが多い」との意見があり、実際に職員が庁内を歩いて調査し、見直し案をまとめた。
市は本年度の予算で職員提案による業務改善事業を初めて設け、967万円の予算を計上した。案内看板の見直しのほか、技術系職員の研修拡充、相続人を簡潔に管理できるシステム導入などを既に行っている。
関連記事
中学アイスホッケーの地域移行 苫小牧東中で保護者説明会
中学校の部活動の地域移行を巡り、苫小牧市教育委員会は10日、アイスホッケーを2025年度からクラブチームに移行する方針について保護者説明会を苫小牧東中学校体育館で開いた。関係者や保護者ら123人が...
若者の居場所に「カクレガ」 男女平等参画推進センター 月1回開放 苫小牧
苫小牧市男女平等参画推進センター(若草町の市民活動センター4~5階)は、5階エレベーターホールで毎月1回、若い世代を対象とした居場所づくり事業「カクレガ」を展開している。自宅や学校、職場ではない第...
懐かしの「忠類村」カントリーサイン展示 ナウマン象記念館【幕別】
幕別町内の忠類ナウマン象記念館は5日、忠類地域を紹介する展示コーナー「忠類を知る」に、忠類村時代の「カントリーサイン」の展示を始めた。同館は「2006年の合併から時間が経過し、『忠類村』時代...
サケ漁獲、初の1000トン割れ 28%減【豊頃・浦幌・大樹・広尾】
十勝総合振興局は管内3漁協(大津、大樹、広尾)における今年の秋サケ定置網漁の漁獲量をまとめた(速報値)。前年比28%減の計917トンで、過去10年で最も少なく、初めて1000トンを切った。海面状...
冬彩る明かり 尾田整骨院が外観にイルミネーション【帯広】
尾田整骨院(尾田祐也院長、帯広市西25南3ノ4ノ116)の外観が、今年もイルミネーションで彩られている。 9年前から毎年飾っており、今年は11月24日に点灯。設置には丸2日、総額30万円...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
クジラベーコンと塩クジラを特売 9日「鯨の日」【函館】
2毛綱建築の旧ふくしま医院、宿泊施設に 来月から予約開始【釧路市】
3小森さん初の若犬賞、日本犬全国展覧会「蘭華号」入賞 毛並み、立ち姿高評価【伊達】
4イルミナシオン映画祭が開幕、俳優井浦さんが観客と交流【函館】
5数量限定で販売再開、室蘭産ブランド活ホタテ「蘭扇」 8年ぶり、10日から予約受け付け【室蘭】
-
1
小森さん初の若犬賞、日本犬全国展覧会「蘭華号」入賞 毛並み、立ち姿高評価【伊達】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3クジラベーコンと塩クジラを特売 9日「鯨の日」【函館】
4毛綱建築の旧ふくしま医院、宿泊施設に 来月から予約開始【釧路市】
5函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】