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函館新聞

「だいたい企画」最後の公演 8日に「ねこの湯」ドラマリーディング【函館】

来場を呼び掛ける(左から)林さん、米谷さん、山本さん

 函館の社会人劇団「だいたい企画」は、8日午後2時から、函館を舞台にしたご当地ファンタジー小説「ねこの湯、営業中です!函館あやかし銭湯物語」(アルファポリス文庫、2023年刊)のドラマリーディング(朗読)の集いを市青年センターロビーで開く。団員の事情により年末での解散を決めていて、今回が最後の公演となる。

 2019年の旗揚げ以来、オリジナル脚本の上演や近代文学の朗読のオンライン配信など、新たな試みを重ねてきた。林佐和子代表(37)と山本彩さん(35)と、朗読ソロユニット「マイストーリートルテ」主宰の米谷志緒さん(46)の「最強メンバー」(林さん)3人が、同劇団の大久保志穂さん制作のオリジナル衣装で登場人物に扮(ふん)し、プロローグと1章を朗読する。

 「ねこの湯―」は森町の作家、南野雪花さんの作品。函館にゆかりがあり大正~昭和初期の短編を中心に検討したが、3人で読み合わせて「一番しっくり来る。これがいい」と決めたという。

 主人公、みゆり役を務める林さんは「観光地ではない、地元の人しか知らないスポットが多く登場するので、函館の皆さんには絶対に楽しんでもらえる」と自信。アイヌ民族のあやかし「ミントゥチ」役などを務める米谷さんは「普段自分からは読まないジャンルの小説なので、どう表現するか模索しながら稽古している。本番がとても楽しみ」と話す。山本さんは猫又になってみゆりの元に帰ってきた愛猫さくらなどを演じる。

 席数に限りがあるため、予約フォームからの事前申し込みが必要。当日は南野さんのサイン会も開催予定で、林代表は「本を持っている人は持ち寄って」と呼び掛けている。

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