平取町の健康倶楽部紫陽花による太極拳の演舞

　令和６年度日高管内道民芸術祭「芸能発表大会」（北海道文化団体協議会主催）が11月30日、浦河町大通３の町総合文化会館で開かれ、日高管内の９団体が日ごろの稽古の成果を披露した。日高管内文化団体連絡協議会主管。

　発表会は、技術の向上と団体間の交流を深め、芸術鑑賞機会の拡充と管内の芸術文化の振興を図ることを目的に毎年、管内各町持ち回りで開催。町内外から約２００人が来場した。

　管内文化団体連絡協議会の松澤以久子会長（平取町文化連盟会長）が「演じる人は、発表するまでのプロセスが人生においてとても大切で、楽しいことだと思う。いつも通り楽しみましょう」とあいさつ。

　新ひだか町の「静内フラサークル」は、チャコの海岸物語などの曲に合わせて優雅なフラダンスを披露。日高町の「もんべつ吹奏楽団」は情熱大陸など４曲を息の合った演奏で会場を沸かせた。このほか平取町の「健康倶楽部紫陽花」による太極拳の演舞、様似町の「日向ひょっとこ踊り様似愛好会」のユニ―クな踊り、新冠町の「こまどり民謡会」が秋田節など４曲、様似町の「さまに菊釉会」の日本舞踊、平取町の「友・カラオケ同好会」がひばりの佐渡情話など３曲、新ひだか町の「静内プレクトラムアンサンブル」のマンドリンとギター演奏、浦河町の「フラサークルマリオ」が華やかな衣装でアイナハウなど３曲を披露し、会場から大きな拍手が送られた。