唐神会長（左）から感謝状を贈られた倉見代表取締役

　一般住宅施工、販売の東陽ハウス（室蘭市宮の森町、倉見忠人代表取締役）の創業５５周年観楓会が、登別市登別温泉町のホテルまほろばで開かれた。席上、地域貢献活動の一環として地獄まつりなどのイベント運営に長年協力してきた功績をたたえ、登別国際観光コンベンション協会（唐神昌子会長）から感謝状が贈られた。

　同社は１９６９年創業。室蘭・登別地区年間建築確認申請数６年連続１位を継続中で、登別市では緑町で宅地分譲しており、来年度は富岸町で１１区画を分譲する予定。観楓会は協賛会社３５社から約１５０人を招待して行われた。

　倉見代表取締役は「６年連続トップの地位にあるが故に、周りから追われる立場になったが、この状況を創業者である父はきっと喜んでいる」とし、「これからもまちをつくり、まちを育て、まちを再生するというスローガンを掲げ、挑戦し続けることの難しさを希望に変え、笑っていける会社であり続けたい」と抱負を語った。

　登別国際観光コンベンション協会の感謝状贈呈式では、唐神会長が「観光に関するイベント、取り組みに理解と協力を常日頃からたまわっていることに感謝しています。引き続き、観光振興のために協力をお願いしたい」と謝辞を述べた。

　観楓会では、熊舞や湯鬼神の演舞、バンド演奏、抽選会などが行われ、同社のさらなる発展を誓い合った。