植物や野鳥、生き物、自然が織りなす風景のテーマで写真や水彩画など62枚を展示

【新冠】町郷土資料館主催の特別展「さまざまな自然のかたち」が、同館１階ロビーで始まり、　豊かな植物、美しい野鳥、生き物のかたち、自然が織りなす風景などをテーマにした写真や水彩画など62枚を展示されている。12月３日まで。入場無料。

　にいかっぷネイチャーズクラブ（三浦豊代表、58人）の協力で、第54回町民文化祭「総合作品展」10月25～27日終了後の延長展示。

　豊かな植物では、オオハンゴウソウなどの外来種が増えてきた問題などにも触れている。美しい野鳥や生き物のかたちでは、カワサギやヨシキリ、ハクガン、オジロワシ、シマエナガ、カワセミやめずらしい植物ギンリョウソウの写真、ナナカマド、ユウゼンギクの水彩画。自然が織りなす風景では、日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生・幌尻岳の遠望の写真。このほか、郷土資料館所蔵の色々なチョウの見本や手彫りのフクロウ、クマの木彫りも展示されている。

　同館の新川剛生学芸員は「子どもたちが、さまざまな自然のかたちを写真で見ることで、自分が住むふるさとに興味をもってもらいたい」と話した。

　時間は午前９時から午後４時半まで（日・月曜・祝日は休館日）。問い合わせは、同館（☎０１４６・４７・２６９４）へ。