木のおもちゃで遊んで 市が乳幼児に「森の輪」贈呈【根室】
【根室】市は今年度、市内で生まれた乳児に根室産カバの木を使った木製玩具「森の輪」を贈呈する木製玩具贈呈事業をスタートした。木や森との触れ合いや関わりを通じて、豊かな心や木に親しむ心を育んでもらう。
赤ちゃんとその保護者に命の輪(森の輪)を贈る一般財団法人「森の輪」と自治体の取り組みに、市は今年度から参画。森の輪(わっこ)はドーナツ状の木製おもちゃで、握ったり、なめたりなど発達に合わせて遊べる。
建設資材の販売を行う市内のイシグロが根室のカバの木を用意し、山口木材店がドーナツ状の形に加工。社会福祉法人希望の家が最後の仕上げを行った。
10月18日には9~10カ月乳幼児健診に合わせ、親子3組に森の輪が贈呈された。受け取った新井亜梨沙さん(35)は「木のおもちゃは初めてで子供も遊ぶと思う」と話していた。
市によると、今年度は2022年4月2日以降生まれの乳幼児が対象となり、健診対象児以外の乳幼児には郵送する。来年度以降は9~10カ月乳幼児健診対象児に贈る。
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