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函館新聞

来夏復活の足掛かりに 11月3日に「プレ大門学生祭」 ステージや模擬店【函館】

イベントへの来場を呼び掛ける川村さん(左)と道教育大函館校1年の山口永遠さん

 函館市内の学生が主体となり、大門地区を活気づける「プレ大門学生祭」(実行委主催)が11月3日午前10時から、松風町のはこだてグリーンプラザで開かれる。2019年夏まで同所で開いていた「大門合同学生祭」の復活を目指すプロジェクトの一環で、実行委代表の川村菜月さん(22、北大水産学部4年)は「学生や親子連れなど幅広い層に足を運んでほしい」と呼び掛ける。入場無料。

 プロジェクトは市内の学生が地域活性化に取り組む「いさりびウィズ」の活動の一環で北大のほか、道教育大函館校、公立はこだて未来大、函館高専の学生約30人が学校の垣根を越え活動。今回は「大門学生祭」の来夏復活の足掛かりとしようと企画した。

 イベントの運営資金調達にあたっては、周知を兼ねてクラウドファンディングを9月上旬から末日まで実施し、目標金額の100万円を超える112万1059円が集まった。残り1週間の時点では50万円ほどと伸び悩み、川村さんは「達成は難しいと思っていたが、多くの協力で達成できた」と感謝する。

 当日はYOSAKOIソーランチーム「函館学生連合~息吹~」をはじめ、学生が中心に出演するダンスや音楽ステージがイベントを盛り上げる。模擬店ではいさりびウィズで活動する学生らがレモネードやタコス、ポタージュなどを販売。午後3時からは豪華賞品が当たる大抽選会。会場や周辺店舗を巡るスタンプラリーも実施し、大門地区への親しみを深めてもらう。

 このほか、会場の飲食スペースの一部を「AISEKIYA!」とし、参加者同士の交流を促し、学生と地域がつながる機会を創出する。川村さんは「交流を通じて学生の取り組みを知ってもらいたい。新しい形のまつりとして、来夏の復活につながるイベントになれば」と話している。

 午後4時まで。問い合わせは実行委(daimon.stu.fes@gmail.com)へ。

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