仮装姿で激走する参加者。中にはサンタがトナカイを乗せて走るチームも

　広尾サンタランドの認定４０周年を記念した新企画「サンタソリ－１グランプリ」が２６日、大丸山森林公園の入り口で開催された。サンタとトナカイに仮装した出場者が、ソリに見立てたリヤカーを引いて激走した。

　同日のサンタランドツリー点灯式を盛り上げようと、町民有志の実行委が企画。町内外から１３チーム（３人一組）・計３９人が出場した。

　サンタを乗せたソリをトナカイ役の２人が引っ張り、公園ゲートから約１５０メートルの上り坂を駆け上がるタイムレース。途中、「サンタの家の売れ筋商品は」「サンタランド認定時の町長は」といったクイズが出題され、サンタランドにまつわる知識も試された。

　１分３０秒台を記録した２チームの接戦となり、町子育て支援室の浜頭力さん（５９）、小田佳季さん（３６）、小山内将太さん（２０）の３人が優勝。東京ディズニーランドのペアチケットを獲得した。

　３人は「点灯式を盛り上げようと出場しただけ。優勝は思いも寄らなかった。うれしいが、役場職員として複雑な気分」と話していた。