ボールの投げ方や取り方を学ぶ参加者

　子ども達に野球やソフトボールへの興味をもってもらおうと、札幌市のスポーツ用品店と日高リトルシニア（浦川聡総監督）などが19日、浦河町堺町の堺町体育館で「キッズ・ボールパーク“ボールは、ともだち！”」を開き、参加した20組約50人の親子がボール遊びの楽しさに触れた。

　「キッズ・ボールパーク」は、４歳から６歳までの未就学児とその保護者らを対象にした「ボール遊び教室」。競技人口減少に危機感を持った野球・ソフトボール用品メーカー21社が連携して競技の普及促進を目指そうと２０１７年に設立した「野球ソフトボール活性化委員会（球活委員会）」が実施主体となり全国各地で開催している普及イベント。

　この日指導役を務めたのは、エスエスケイ（本社・大阪）の古賀明さんと元プロ野球阪神タイガースの面出哲志さん。日高リトルシニアの選手たちが指導をサポートし、２人一組になって行う「パートナーキャッチ」や「ぐるっとスロー」などで子ども達にボールの投げ方や捕り方のコツなどを伝授した。

　参加した宇波奏佑くん（５）は「バットでボールを打つところが楽しかった」と笑顔を見せた。