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函館新聞

節目祝い発展誓う 新生松前町発足70周年記念式典 グルメイベントも盛況【松前】

松前町発足70周年を記念し、式典を盛り上げた滋賀県の「江州音頭」

 【松前】1954年7月の旧松前町、大島、小島、大沢各村の1町3村合併で誕生した新生松前町発足70周年と滋賀県や福島県の姉妹都市との締結40周年を記念した式典が12日、町民総合センターで開かれた。関係者約100人が出席し、持続可能な松前の発展を誓った。

 ■「江州音頭」を披露

 式典には歴代松前町長をはじめ、福島、知内、木古内の各町長や議長らが来場。北前船交易や旧松前藩時代からのつながりを持ち、84年に姉妹都市、友好都市を結んだ滋賀県近江八幡市、彦根市、福島県伊達市、町名の漢字が同じ縁で90年に姉妹都市を結んだ愛媛県松前(まさき)町の関係者が来町した。

 若佐智弘町長は「合併後、多くの挑戦と変革を経験してきた。松前の発展にご尽力いただいた方々のこれまでのご労苦は筆舌にしがたい」となどと先人への感謝を述べた。人口減少や気候変動の影響にも触れ「この試練を乗り越え、進むべき道を切り開き、持続可能な松前町を未来の世代へつないでいくことが私たちの責務」と強調した。

 来賓として町議会の伊藤幸司議長、逢坂誠二前衆院議員、冨原亮道議会議長、佐藤秀行渡島総合振興局長が祝辞を述べた。滋賀県の伝統芸能「江州音頭」では出席者も一緒になって踊りを披露。松前高校書道部は姉妹都市との末永い友好を願って「龍」の文字を揮毫(きごう)する書道パフォーマンスを披露し、式典に花を添えた。

 ■グルメイベント盛況

 記念式典に合わせて屋外で開かれたまつまえグルメフェスには、近江牛や豆っこ汁、松前餃子(まさきギョーザ)など、各地自慢の味や松前漬けなどとのコラボ料理も登場し、人気を集めた。

 会場には近江八幡市の「赤コン君」、松前(まさき)町の「おたたちゃん」、地元から「大漁くん」らのキャラクターたちが集結。中でも彦根市の「ひこにゃん」は大人気で、特産品の売り子も務めていた。函館市の後藤凛桜ちゃん(4)は滋賀県に出張機会のある会社員の父、宏信さん(42)からもらったお気に入りのぬいぐるみを抱え、「ひこにゃんがかわいかった。(キャラクターたちは)全部好き」と喜んでいた。イベントでは江良杵振舞、松前古城太鼓、松前音頭と地域の伝統芸能も披露された。

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