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函館新聞

今年は豊作!いい酒に 地酒「函館奉行」稲刈り【函館】

黄金色に実った「吟風」を収穫した谷沢さん(左から5人目)ら関係者

 函館の地酒「函館奉行」の原料となる酒米「吟風」の稲刈りと新酒醸造祈願祭が12日、亀尾ふれあいの里(米原町)横の水田で開かれた。関係者が黄金色に実った稲を刈り取り、銘酒の醸造を願った。

 道内産品の輸出に取り組む北海道食品開発流通地興(谷沢広代表理事)が2013年、北海道新幹線開業に合わせた地酒を生み出そうと企画し、12年目。今年は約3万2000平方メートルに作付けを行い9月4日から稲刈りを始めたが、天候に恵まれて昨年より多い15トン程度が収穫される見通し。

 この日は谷沢代表(75)、生産者の日向由友さん(40)、小西酒造(兵庫県伊丹市)の庄司明生マーケティング本部長(65)ら関係者8人が出席。神事に続いて稲刈りを行った。谷沢代表は「地酒づくりは地域創生。12年間の中で地場の酒蔵が2つでき、その中でも函館奉行の売り上げが右肩上がりで伸びており、うれしく思う」と話した。

 日向さんは「今年は害虫の発生もなく、生育が素晴らしかった。もみすりの時に甘い香りが感じられ、味もいいお酒になるのでは」、庄司さんは「今年は稲穂のこうべが垂れており、粒が大きそう。かなりいい仕上がりになるのでは」と話していた。小西酒造は年末から仕込みを始め、来年1月末以降に出来上がるという。

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