オーディションでアピールする参加者

　１２月１日に開催する誰もが参加できるユニバーサルファッションショー「ＨＡＫＯＤＡＴＥ　ＣＯＬＬＥＣＴＩＯＮ２０２４」に向けたモデルオーディションが９月２９日、函館市民会館で開かれた。書類選考を通過した１６人が参加し、ランウェイへ懸ける思いやファッションへのこだわりなどを審査員にアピールした。

　ファッションショーは今年で３回目。福祉や教育、防災、ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）、ダイバーシティー（多様性）、インクルージョン（包括性）などといったさまざまな要素を詰め込んだ取り組み。

　今年は北海道応援キャラクター「雪ミク」とのコラボが実現。ファッションブランドｔｅｎｂｏ（テンボ、千葉県）の鶴田能史代表が「雪ミク」がモチーフの水色を基調とした衣装をデザインしモデルが身にまとう。

　審査員を務めたのは鶴田代表、市市民部市民・男女共同参画課の増輪智樹課長、北海道社会福祉協議会の鹿野牧子さん、ショーを主催する函館市女性会議の佐々木香会長。

　審査員は参加者に志望動機やお気に入りのファッションなどを質問。参加者はアピールポイントやショーへの思いを語った。審査でダンスを披露した亀田小５年生の大野ちはなさん（１１）は「いろいろな事に挑戦してみたくて応募した。（出演が決まったら）自信を持ってランウェイを歩きたい」と話していた。オーディションで１０組程度が選ばれる。