「第２回新・しんとく空想の森映画祭」（実行委員会主催）が１０月１２～１４日、新得町の新内ホール（旧新内小学校）で開かれる。実行委員長の原大知さん（３９）＝新得・はら農場代表＝は「廃校となったレトロな木造校舎を舞台に開かれる映画祭を楽しんで」と来場を呼び掛けている。

映画祭の実行委メンバー。中央が原さん

　２７年間にわたり開催され、２０２２年に閉幕した映画祭を若手メンバーが継承し、昨年復活した。

　映画上映やライブ、講演は３日間開催。入場料は現金のみの対応。３日通し券６８００円、１日券３５００円、１プログラム券１８００円。高校生以下は無料。前売り券はなし。入場券は当日の受付で購入する。

　メインの映画上映以外にも、蓄音機カフェやこども縁日、絵本・紙芝居読み聞かせなど参加無料の催しを多数用意。その他有料のワークショップもある。プログラムは同映画祭の公式サイトで閲覧できる。

　問い合わせは原さん（０９０・４２４８・４７７９）か、前島さん（０９０・７６４４・２３２０）へ。

　プログラムは次の通り。（大ホールで上映する映画と講演）

◇１２日
▽午前９時半＝映画「ミルクの中のイワナ」
▽同１０時４０分＝講演「ミルクの中のイワナ」を観て考える
▽午後１時１５分＝映画「蘇れ生命の力」
▽同４時＝映画「牛の鈴音」
▽同６時半＝映画「カンタ！ティモール」

◇１３日
▽午前１０時＝映画「隣る人」
▽午後０時半＝映画「教育と愛国」
▽同２時２０分＝講演「教育と愛国」に学び、考える
▽同５時１５分＝映画「琉球弧を戦場にするな」
▽同７時＝映画「勝ちゃん－沖縄の戦後」
▽同８時４０分＝講演「影山あさこ監督Ｑ＆Ａトーク」

◇１４日
▽午前１０時＝映画「僕の帰る場所」
▽同１１時４０分＝講演「インドに逃れたミャンマー難民に会いに行く」
▽午後１時４０分＝映画「風のたより」
▽同５時２０分＝映画「カンタ！ティモール」