天都山周辺で清掃ボランティアをした北見地方自動車整備振興会網走支部の人たち

　【網走】北見地方自動車整備振興会網走支部（工藤政志支部長）がこのほど、市内の天都山周辺のごみ拾いをした。

　同支部が取り組んでいる社会貢献のひとつ。以前はＡＥＤ講習会などを開いていたが、２０１３年からは「きれいな天都山で観光客を迎えよう」と、清掃ボランティアを行っている。

　同支部の会員事業所から27人が参加。いくつかのグループに分かれ、それぞれ集合場所のオホーツク流氷館から博物館網走監獄、北方民族博物館、道立オホーツク公園などへ続く道路やその周辺をくまなく清掃した。

　道路わきからは空き缶やペットボトルなどが見つかった。清掃コースによっては市のボランティアごみ袋が何枚も一杯になり、集合場所まで運べずその場に置いてきたところも。約１時間の清掃で、軽トラック１台分のごみが集まった。

　工藤支部長は「それでも、今年はごみが少なめ。長年取り組んでいる奉仕なので、これからも続けていきたい」と話していた。