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釧路新聞

修学旅行で道教大釧路校訪問  釧根初 根室おちいし義務教育学校6年生

 根室市立おちいし義務教育学校(竹村雅裕校長)は6年生の修学旅行初日の16日、道教育大学釧路校を訪れた。児童らは、学生の案内を受けながら、学校見学や授業体験などを通じて大学について楽しく学び、有意義な時間を過ごした。児童が、修学旅行の機会に同釧路校を訪問するのは、釧根では初めての試み。  修学旅行での大学訪問は、竹村校長と親交がある同釧路校の小林淳一教授が企画。児童が大学について理解を深めることは、将来の進路の選択肢を広げる一方、学生にとっても子供と関わって教諭になるための経験を積めるなど、互いに学習の場になるとして実現した。小林教授のゼミ生の地域教材開発研究室の学生16人が企画を進行した。

 この日は6年生7人が大学を訪問。昼食に流しそうめんを食べて交流し、あっという間に打ち解けた後、学校見学へ。2人1組で、体育館の筋トレルームや授業で使われる広い講義室、売店、食堂などを巡り、学校内の広さに驚いていた。

 授業体験では、児童が実際に大学で取り扱っている教材を基に、あいさつ「いただきます、ごちそうさま」の意味について考えた。児童たちの「そんなこと考えたことがなかった」という声に、小林教授は「大学はそのような謎について学習する場」と説いた。最後は、見学でペアになった児童と学生の写真で缶バッジを製作し、思い出を残した。

 小学生の修学旅行で大学訪問が組み込まれているのは、全国的にみても珍しいという。将来、漁師になりたい山形悠真さん(11)は「国語、算数と違って不思議に思ったことについて考えることが面白かった。少し大学に興味が出てきた」とにこっり。竹内校長は「体験、見学で自分の思い描く職業が見つかれば。今後も大学と連携して続けていきたい」と話した。

学生と缶バッジ製作に挑む児童(中央)

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