応急処置、揺れも体験 地域防災訓練に4000人 宮坂建設【帯広】
宮坂建設工業(帯広、宮坂寿文社長)は11日、市内の旧帯広南商業高校跡地(西17南5)で「第32回地域防災訓練」を実施した。学生や市民ら約4000人が参加し、災害発生時の対応を学んだ。
1993年に社の防災訓練として始め、2003年の十勝沖地震を機に地域の防災意識向上のために住民参加型へと移行した。
土のう作りを行う水防訓練や応急処置の実演など、実際に訓練に参加できるコーナーが関心を集めた。地震体験車の試乗では、16年に発生した熊本地震と同じ最大震度7の揺れを再現。明星小4年の女子児童(10)は「揺れが大きくて机の下に隠れることもできなかった」、男子児童(9)は「家にある鍋とか落ちてきそうで怖いと思った」と話した。
宮坂社長は「防災は『いつ自分が被災者になるか分からない』という、個人への意識付けが大切。今後はより多様な災害を想定して防災訓練を継続し、共に地域を守り続けたい」としている。
同社は同日、北広島市でも防災訓練を実施した。
関連記事
白老の魅力バーガーに 食のイベントに2000人
白老町商工会青年部は16日、「第1回しらおいまるごとグルメフェス~白老を挟んじゃおう~」を町若草町の白老駅北観光インフォメーションセンター(ポロトミンタラ)敷地内で開催し、町民ら約2000人が来場...
自動運転バス429人が乗車 レベル4初運行 苫小牧
苫小牧市が7、8両日にイベント会場で実施した自動運転バスの実証事業。特定の条件下で無人の自動運転が可能になる「レベル4」を市内で初めて運行し、7日は191人、8日は238人の計429人が乗車した。...
「温泉街」歩いて楽しむ 駅周辺、名物入りルート開拓【帯広】
帯広観光コンベンション協会(梶原雅仁会長)は今年度、JR帯広駅を起点とした街歩きを帯広観光の楽しみ方として提案していくため、「温泉の街『帯広』~ウェルネスツーリズムとナイトタイムエコノミーの確立...
大空にサッカーの輪を 佐藤さんボランティア指導通し熱意【帯広】
帯広市の会社員佐藤雅浩さん(51)が10月から、年中から小学3年生までの児童を対象とした「大空サッカー教室」を市内の大空公園で開く。「経済的な理由や家庭の事情でサッカーを諦めてほしくない」と、サ...
悩み相談、看護経験生かし 田岡さん心のサロン開設【上士幌】
北海道メンタルトレーナー協会(EMA)認定のメンタルトレーナー資格を持つ上士幌町の田岡弘子さん(61)が、町内初となるメンタルヘルスケアの相談サロン「○まる」をオープンした。夫の闘病を支えた経験な...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
「ぽん・ぽんゆ」プレオープン 日帰り入浴23日までお得【標茶】
2過酷なレース、熱い声援 アイアンマンジャパンみなみ北海道【北斗、木古内】
3選手が続々と北斗入り アイアンマンジャパンみなみ北海道【北斗】
4財源やスケジュールに不満の声 道新幹線乗り入れ、市議会総務委で議論【函館】
5秋サケ初水揚げ、不漁受け高値 イナダやブリ多く、登別漁港【登別】
-
1
12月下旬に開業延期 イトーヨーカドー建物活用の複合施設【函館】
218歳店主がカフェ「ガロネ」開業 屈斜路で永谷さん【弟子屈】
3函館市内で毛虫が大量発生 温暖化や夏の暑さが影響か【函館】
4「ぽん・ぽんゆ」プレオープン 日帰り入浴23日までお得【標茶】
5過酷なレース、熱い声援 アイアンマンジャパンみなみ北海道【北斗、木古内】