初の野菜直売所開設 町観光情報センターに 農業大学校【本別】
道立農業大学校(本別町西仙美里、下堀亨校長)は、本別町観光情報センター(共栄18)に野菜直売所を初めて開設した。国道242号沿いで、本別インターチェンジからも近く、「豆屋とかち 岡女堂本家」そばの好立地。安くて新鮮な野菜を提供する穴場スポットになればと期待している。
学生たちが栽培した農作物の販路拡大と、販売の研修を兼ねた取り組み。外部での野菜販売は町内の道の駅「ステラ★ほんべつ」などで行っているが、町観光情報センターやトイレ休憩の利用者らにアピールしようと、7月31日から水、木曜日の週2回開いている。
目玉は、ジャガイモとタマネギ、ニンジンの詰め放題(500円)。このほか、ミニトマト、ナス、イチゴなども扱う。特に曲がったり傷があったりするが食べる分には問題のないB品野菜は格安とあって、毎週来店するリピーターの客も。実際に栽培している学生から農作業体験や苦労話を聞けるなど、交流の場にもなっている。
足寄町の70代女性は「初めて来たが、取れたての野菜が安く買えてうれしい。また来たい」と喜んだ。営業時間は水、木曜の午後2時~同4時。10月24日まで。直売所は来季以降も継続する方針。
問い合わせは道立農業大学校(0156・24・2122)へ。
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