音更町内にある「道の駅ガーデンスパ十勝川温泉」（十勝川温泉北１４）の累計来場者数が８日、１５０万人を突破した。開業から２８３１日目での大台達成を、関係者らで祝った。

累計来場者数１５０万人目となった竹田さん親子を祝う小野町長（左）と、右から十勝川温泉のキャラクター「モ～るちゃん」（右）、十勝川温泉旅館協同組合の中津川副代表（同２人目）

　同施設は十勝川温泉旅館協同組合が２０１６年１２月８日に開業。２０年７月１日に道内１２８番目の道の駅として登録され、町が設置者となった。

　１５０万人目の来場者となったのは、道内旅行で初めて十勝川温泉に宿泊したという江別市の公務員竹田征嗣さん（４１）、妻亜湖さん（３６）、長女（５）、次女ちゃん（１）の一家４人。

　同道の駅内で行われた記念セレモニーでは、駅長の小野信次音更町長が「１５０万人の達成を祝うとともに、さらなる成長を目指し、音更町の魅力を全国、全世界に発信していきたい。今後も多くの来場を心からお待ちしている」と祝辞。

　同道の駅指定管理者の十勝川温泉旅館協同組合（作田英実代表）の中津川武志副代表が、竹田さん親子に同組合加盟の宿泊施設で利用できる宿泊券（２万円相当）を贈呈。十勝川温泉のキャラクター「モ～るちゃん」も祝福に駆けつけた。竹田夫妻は「家族にとってとてもいい思い出になった。また来たい」と喜んでいた。

　道の駅の正面玄関入り口では、小野町長や十勝川温泉旅館協組の関係者らが記念品の温泉まんじゅうと牛乳のセット１５０組を来場者らにプレゼントした。

　同施設の累計来場者数は、２０年２月に５０万人、２２年７月に１００万人を突破。今年４月～８月は月平均で約２万３５００人、今月は７日までに４４９７人が来場していた。