25日に行われたＤｒ・Ｋロックフェスティバル

【新ひだか】日高管内最大の野外ロックフェスティバル、「Ｄｒ・Ｋロックフェスティバル（実行委主催）」が25日、新ひだか町静内真歌の特設ステージで開かれた。

　「音楽の力で地域の活性化と人々の交流の場の創出」をスローガンに２０１５年から始まった同フェスはコロナ禍を経て今年で８回目、スタートから10年の節目を迎えた。

　会場となった静内川左岸緑地公園には、10年を記念して２基のトラックステージが並びビールやホットドック、焼き鳥などを販売する露店８店とキッチンカー２台が出店。「心の旅」などのヒット曲で知られるチューリップの姫野達也さんら道内で活躍するプロミュージシャン３組とアマチュアミュージシャン11組、過去最多14組の熱い演奏に、会場に詰め掛けた延べ４００人の観客が酔いしれた。

　小樽市を拠点に活動するプロミュージシャン雷神古俣さんは「有志が主催する音楽フェスでこれだけの規模のフェスない。素晴らしいイベントでまた参加したい」と話し、会場を訪れていた町内で音楽教室を主宰する草野裕美さん（50）は「音楽は年齢に関係なく楽しめ輝ける。これからも続けてほしい」と笑顔で話した。

　実行委の小松幹志委員長は「多くの方の支えで10年を迎えられた。これからも続けていきたい」と意欲を見せた。