サルビアを植栽する会員

　 釧路商工会議所女性会（吉田敦子会長）は２８日、「釧路川リバーサイド植栽事業～くしろ川・花の散歩道」事業として、釧路川左岸の築堤テラス（花壇）２カ所を整備し、サルビア約４００株を植栽した。

　 同事業は昨年度、第１期として、同川右岸の築堤テラス２カ所とぬさまい広場の小花壇１カ所を整備し、花を植えた。

　今年度は第２期事業と位置付けて実施。昨年度に続き一般財団法人北海道河川財団から協賛を受けた。花壇はツツジという既存低木の移植（再配置）、雑草と根の除去、表層土の入れ替え、追肥など大掛かりな整備を実施する。

　この日は、同会員５人が参加。市内の田中石材アートが用意したローズ色の花が咲くサルビアの根を崩さないよう一株ずつ丁寧に扱い、約１０㍍の花壇の土を掘り起こして植栽した。花は来年６月ごろに開花する。

　同事業委員長の西村良重副会長は「この釧路川沿いを花の散歩道にして、市民や旅行者の憩いの場となるように、今後もこつこつと花を植えていきたい」と話していた。

　 同事業では６月にも、道立釧路芸術館前の遊歩道沿い緑地への植栽、釧路フィッシャーマンズワーフＭＯＯに隣接するＥＧＧ付近にプランターを置き花を植えている。