教室で夏休みの自由研究を交代で発表する八丁平小の児童

　室蘭市内の全小中学校で２７日、２学期の始業式が行われた。昨年の記録的な暑さを受け、市内の小中学校も夏休みを例年より長い３２日間に延長。休みを終えた児童生徒たちが久しぶりに級友との再会を喜んだ。

　八丁平小（萩原享校長、５９３人）では、午前８時３５分に全校児童が体育館に集合。元気いっぱい校歌を歌った後、児童を代表して熊谷慶さん（５年）ら３人が、夏休みの思い出や２学期に頑張りたいことをテーマに作文を発表した。熊谷さんは「単純ミスをなくせるように勉強を頑張りたい」と抱負を述べた。

　萩原校長が「無事にみんなと会えてうれしい。終業式でお願いしていた規則正しい生活、夏休みにしか取り組めない挑戦はできましたか」と問いかけると、児童たちは「はい」と元気良く返事。２学期に向けて「楽しい行事もあるので、目標や希望を持って充実した２学期にしましょう」と呼びかけた。

　式終了後、教室に戻った児童たちは休み中の宿題や絵日記、自由研究の作品を見せ合い、楽しい思い出を語り合った。