入江運動公園サッカー場よりも大幅に利用者が増加したリーフラスフットボールパーク

　室蘭市教育委員会は２７日、祝津公園サッカー場「リーフラスフットボールパーク」（祝津町）の２０２３年度の利用実績を明らかにした。利用件数は７２８件、観戦者数を含めた利用人数は６万５３５０人で、入江運動公園のサッカー場と比較し大幅に増加したことを報告した。

　同日開かれた市議会総務常任委員会（髙橋直美委員長、７人）で小林由美委員（無所属）へ答えた。入江運動公園多目的広場・芝生広場の１９年度利用件数は２２６件、利用者数は２万３千人だった。

　２３年４月にオープンした同パークはリーフラス（本社東京都）が指定管理者として運営。利用率は休日８５％、平日５０％だった。市教委は増加要因について「人工芝で天候に関係なく使用でき、夜間照明６基を取り付け午後９時まで試合や練習などが可能になった。また１時間単位で利用可能になり、利便性が向上した」などと説明した。

　その上で、平日昼間の利用が課題とし「自主事業を実施し、利用者増加につなげられたら」と述べた。