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日高報知新聞

津波の怖さ知る 様似小一日防災学校【様似】

津波発生装置で津波の怖さを学ぶ様似小5・6年生児童

【様似】9月1日の「防災の日」を前に、様似小(佐藤正寿校長、児童147人)で27日、「一日防災学校」が行われ、児童が地震や津波への防災意識を高めた。

 1・2年生は防災カルタ、3年生は防災スリッパづくり、4年生は段ボールベッドづくり、5・6年生は津波発生装置を用いた体験学習を実施した。

 このうち5・6年生46人の津波発生装置を用いた体験学習では、室蘭地方気象台の髙島大聖技官が①津波が起こる仕組み②津波のこわさ③津波から命を守るために大切なことを動画を交えて説明。髙島技官は津波で海底が動き海水をおし上げることで津波が起こるメカニズムや2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震で実際に発生した9・3㍍以上の津波、被害状況を示し、「津波警報が発表されたら高くて安全な場所へとにかく逃げる」ことを強調。予め町にある標識などから避難場所がどこにあるか知っておくことや自分自身で命を守ることが大切とした。

 また、避難行動のきっかけとして「大きな揺れを感じた」など5つの事例を示し、「最初に逃げる人になって。あなたの逃げる姿が絶大な説得力をもっている」「皆が助かるためにも家族で避難場所や行動について話し合って」などと呼び掛けた。

 この後、普通の波と津波の違いを実験で確かめ、児童たちは「津波がこんなに怖いものだと知ることができて良かった」と話した。

 周辺自治会住民に周知してこの日に実施予定だった津波避難訓練は荒天のため9月3日に延期した。

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