活発なセリが続いた「サマーセール」＝最終日24日＝

【新ひだか】19日から静内神森の北海道市場で開かれたサラブレッド１歳馬競り市「サマーセール」（日高軽種馬農協主催）は24日に終了した。

　６日間の合計は、前年比１１８頭減の１１８７頭（牡６３３頭、牝５５４頭）が上場し、同91頭減の９７７頭（牡５４８頭、牝４２９頭）が落札され、売却総額は71億３４６０万円（税込）、平均価格は７３０万２５５８円（税込）。売却率は82・31 ％で同セールの過去最高を記録した。

　セール中の最高額取引馬は、６日目に上場された新ひだか町・グランド牧場の生産馬「レディマドンナ２０２３」（父ヘニーヒューズ）を江馬由将氏が５２８０万円（税込）で落札。

　競りを終えた同農協の古川雅且組合長（70）はサマーセールの結果について報道陣のインタビューに答え「売却率が82・31％と高くびっくりしている。特に最終日は、活発なセリが続き88・30％となった。課題解決のための１日延長や１日当たりの上場頭数を約２００頭に制限、空調設備の設置などを実施した。さらに今後の課題を整理していきたい。今後は９月、10月のセールを控えており活発な購買をお願いしたい」と振り返った。