北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

青い鳥朗読奉仕団の斉藤さん道地区奨励賞 視覚障害者の生活に届くように【函館】

朗読奉仕者の道地区奨励賞に選ばれた斉藤さん

 視覚障害者のために録音図書を作る、函館市のボランティア団体「青い鳥朗読奉仕団」(黒丸義子代表)のメンバー、斉藤かおりさん(60)が今年の朗読奉仕者の北海道地区奨励賞に選ばれた。音訳は視覚障害者の「目」となり、本や雑誌、新聞の文字を音声で伝えることが役割。斉藤さんは「視覚に障害がある人の生活にしっかりと届くようにと読んでいる。続けて良かった」と喜んでいる。

 鉄道弘済会(東京)と日本盲人福祉委員会(同)の主催で、今年で54回目。活動に関わる人に感謝の気持ちを伝えようと、朗読録音と校正、DAISY編集の各分野で毎年表彰している。斉藤さんは活動を始めて5年以内の人に贈られる奨励賞を受賞した。

 斉藤さんが音訳を始めたのは、講座を受けて興味を持ったことがきっかけ。2019年に同団体に入り、活動を続けている。現在は新聞の小説やコラムをはじめ、児童書などを読んでいる。「アクセントなどとても難しいが、利用者が聞きやすく、分かりやすいように読むことを心掛けている」と語る。

 活動を始めて5年。今では音訳が生活の一部になった。1日に30分から1時間程度、パソコンの前に座り、本を読み録音している。「家族の理解と協力がなければ続けられなかった。感謝している」と笑顔を見せた。

 黒丸代表(70)は「こつこつと続けて上達している。仕上がりも早く丁寧。これからもどんどん音訳してほしい」と評価し、今後の活動に期待を寄せた。

関連記事

函館新聞

テーマは「あかり」 函館アートフェス応募受付中【函館】

 函館市民文化祭展示部門「函館アートフェスティバル2024」(市文化・スポーツ振興財団、市文化団体協議会、市教委主催。実行委企画制作)が11月14~17日、市民会館3階展示室で行われる。市民参加...

函館新聞

アメリカシロヒトリ幼虫大量発生 函館市に苦情700件【函館】

 函館市議会第3回定例会は18日、4人が一般質問を行った。市は、市内で大量発生している毛虫が外来種のガ「アメリカシロヒトリ」の幼虫だとし、市に寄せられた苦情件数がこれまで約700件に上ると明らかに...

日高報知新聞

いつまでも元気で 節婦自治会敬老会 長寿横綱は澤里さん、名須川さん【新冠】

【新冠】節婦自治会(荒木正弘会長、214世帯)の敬老会は15日、節婦生活館で開かれ、約50人が参加して長寿を祝った。  開会で、荒木会長は「今後も健康に留意され、いつまでも元気で楽しい日々を過ご...

日高報知新聞

大勢の人出で熱気 秋晴れの浦河神社秋季例大祭本祭【浦河】

 秋晴れとなった浦河神社(大通2、酒井俊宮司)秋季例大祭は15日に本祭を迎え、本殿や境内などでさまざまな催しが行われ、多くの家族連れや子どもたちが秋の祭りを楽しんだ。  秋季例大祭は、明治4...

釧路新聞

白糠線廃線40年記念小型印 缶バッジに 白糠郵便局4種販売

白糠郵便局(藏本博幸局長)は、同局などで期間限定で押印している白糠線廃線40年記念の小型印を題材にした缶バッジを作製した。小型印のバッジ化は全国でも初めてで、10月22日まで同局で販売している。 ...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス