夏休みの自由研究の成果を発表する児童

　浦河町内の小中学校４校で21日、２学期の始業式が行われた。子どもたちは、先生や友達との久しぶりの再開を日焼けした満面の笑顔で喜び、夏休みの思い出を語り合った。

　21日に始業式を行ったのは浦河、堺町、浦河東部小の小学校３校と浦河第二中。浦河第一中は19日に実施しており、荻伏小と荻伏中は22日に実施する。

　浦河小では、体育館で開かれた始業式で玉手広昭校長が「皆が元気で登校してくれて安心した。２学期はいろいろな行事がある。皆のやる気いっぱいを期待しています」と呼び掛けた。

　式の後、児童はそれぞれの教室に戻り、休み中に作った自由研究の工作などを発表。１年生の教室には13人全員が元気にそろい、村上杏朱さん（７）は「お母さんと一緒に工作のクッキーを作ったことが楽しかった。２学期は友達とたくさん遊んで、国語の勉強を頑張りたい」と話した。

　また令和５年度から実施されている同校の長寿命化工事の一部が終了したことから、３年生～６年生の教室がこれまでの２階から３階に移り、児童はきれいになった教室で新学期のスタートを切った。