夜空を美しく彩った大輪の花火

【新ひだか】「第18回新ひだか夏まつり」（実行委主催）を締めくくる三石漁港花火大会が、17日に同港広場で開かれ、間近で打ち上げられる迫力の花火が来場した約２千人（主催者発表）を魅了した。

　７月27日から始まった夏まつりの最後を飾るイベント。同時開催で新ひだか町商工会青年部主催のビアガーデンも開かれた。

賑わった三石漁港のビアガーデン

　あいにくの小雨混じりのなか、会場には家族連れや帰省者など町内外から大勢の人が来場し、子ども盆踊りや出店の生ビールや焼きとり、焼きそばなどの飲食、子どもたちに人気の千本つりなどさまざまな出店が並びクレープやタコス、ジェラート、チキン南蛮などのキッチンカーにも親子の行列ができた。

　約４５０発の花火大会は、打ち上げ場所が会場に近いことが評判。爆音の迫力や地割れ花火、約40㍍のナイアガラ花火の美しさに来場者たちは見入り、最後のしだれ柳の連発は花火が真上から落ちてくるように見えるほどの迫力で、来場者たちは拍手や歓声を上げ、夏の思い出を大輪の花火とともに刻んだ。