日鋼M&E、人材確保へイメージ戦略 看板設置、プロチームと契約【室蘭】
日本製鋼所M&E(室蘭市茶津町)が知名度向上や人材確保に力を入れている。JR東室蘭駅につながる東室蘭自由通路では同社として初めて広告看板を設置。また、プロスポーツチームとのパートナー契約も締結し持続的な社会貢献も視野に入れる。
看板は、今年の3月から広告掲出活動計画を策定し進めてきた。5月からはデザインの検討に入った。デザイン会社から看板の作品を募り役員らの投票で決定した。8日に設置が完了。サイズは東口入り口壁面が縦1・7メートル、横2・9メートル。西口側通路壁面が縦1・4メートル、横1・7メートル。
デザインには、さまざまな発電設備が描かれており、同社担当者は「世界のインフラを支えるというイメージをモチーフにした」と説明する。また、背景には「世界を支える仕事をしないか?」とのメッセージを添えた。
10日にはサッカーJ1北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレ(札幌)とクラブパートナー契約を締結したと発表した。
知名度の高い同チームとスポンサー契約したことで、同社を知る機会の創出に期待がかかる。また、プロスポーツチームと契約することで、「従業員が誇りを持ち、働きがいを感じてもらえるとうれしい」(同社担当者)と話す。
同社では近年、入江運動公園陸上競技場のネーミングライツ(施設命名権)を取得し、「日鋼スポーツパーク」となった。今後は同パークを活用したスポーツイベントの検討を進めていく。
そのほか、同社は室蘭市とUIJターン就業支援の連携協定を結ぶなど知名度向上や採用拡大につなげる情報発信に力を入れてきた。
今回の看板もその一環で同社総務グループの蛯澤克之係長は「多くの人の目に留まる場所に設置することができた。今回をきっかけに知名度を上げていきたい」と話した。また、同社などが主催する御傘山神社例大祭でも、同チーム協力のもと「地域の皆さまに楽しんでもらえるような催しを今後企画したい」とした。
関連記事
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】
洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】