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函館新聞

西高の校門坂、一日だけ開放 生徒考案の写真コン、16日に撮影イベ【函館】

八幡坂から学校に至る「校門坂」前でイベントをPRする竹原さん(左)と仙石センター長

 函館西高校3年生による「校門坂プロジェクト」は同校校門前にある通称・校門坂をテーマにした写真コンテストを開催し、16日に現地で撮影イベントを実施する。通常八幡坂から同校に至る坂道は進入禁止だが、同日限定で一部を開放する。同プロジェクトの竹原悠亜(ゆうあ)さん(17)は「たくさんの人に応募してもらい、より多くの人に趣旨が伝われば」と呼び掛ける。

 イベントは「総合的な探究の時間」の授業の一環。同校近くの八幡坂には日ごろから観光客が足を運んでおり、竹原さんは学校敷地内のため進入禁止となっている坂から写真を撮影する客が多く見られている問題に着目。探究活動では解決策として、函館観光をさらに楽しみ、本来は立ち入ることのできないエリアであることを知ってもらおうと写真コンテストを企画した。

 探究の成果は7月に市地域交流まちづくりセンター(仙石智義センター長)で行った発表会で披露。この発表会をきっかけに「高校最後の思い出として、若い世代の主体性を形にし、一緒にできたら」(仙石センター長)と同センターが協力し、イベント準備を進めてきた。

 16日は午前11時~午後3時で校門坂付近から、八幡坂と函館の街並みを見下ろせ、景色を写真に収めることができる。写真は当日用意する二次元コードを読み取って専用フォームから応募。9月11~19日で同校生徒や教員による投票を行い、金賞(得票数第1位)、銀賞(同2位)、プロジェクトで選考する特殊賞など受賞作品を決定する。受賞者にはデジタル版の賞状を贈り、作品は10月2日~11月6日にまちづくりセンターで展示する。

 写真部部長でもある竹原さんは「景色が良い場所なので写真を撮りたくなる気持ちは分かるが、どうしたら解決できるのか考え、現状を逆手に取ったアイデア」とし「より多くの人に参加してもらいたい」とPRする。問い合わせはプロジェクト事務局(070・8527・7474)へ。

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