アイアンマンみなみ北海道まで40日 機運熟し成功誓う【北斗】
【北斗】9月15日に初開催となる長距離トライアスロンの国際大会「アイアンマンジャパンみなみ北海道」に向けた記者会見が6日、北斗市商業活性化支援センターエイド03で開かれた。開催地の北斗市、木古内町の関係者が40日後に迫った大会の成功を誓った。
大会の北島孝雄会長(木古内商工会長)ら7人が登壇。出場者らに向けてインターネットでもライブ配信された。
レースの権利団体ワールド・トライアスロン・コーポレーションのクリス・モリス氏、カレン・マシューズ氏からは函館・江差自動車道を使用するバイクコースをはじめ、大会コースの自然景観への高い評価が示された。また、上位入賞者に与えられる2025年の世界選手権の出場枠が100人(男性65、女性35)に拡大することが発表された。
北斗、木古内ともに大会前後の日程に合わせて出場者らに向けたグルメイベントを計画しているほか、大会知名度向上や応援態勢の充実にも力を注ぐ。池田達雄市長は「多くの方々に応援してもらえる大会としたい」と述べ、鈴木慎也町長は「北海道、道南の美しい自然や地域の魅力、可能性を十分感じてほしい」と呼び掛けた。
大会は、スイム、バイク、ランの総計226キロで争われる日本では9年ぶりとなるフルディスタンスのトライアスロン。国内を中心に20~81歳まで1500人超がエントリーしている。エントリー締め切り後も海外勢から高い関心が寄せられていることも示され、来年以降の継続開催にも期待感が高まった。
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