迫力の大輪に歓声 とまみん苫小牧百年花火 夜空彩る1万発
苫小牧の夜空を飾る花火大会「とまみん苫小牧百年花火」が3日、苫小牧港・漁港区西側広場で開かれた。第69回とまこまい港まつりの協賛事業で、史上最多の花火約1万発を打ち上げ、迫力ある光と音楽の競演を提供。市内外から訪れた約6万5000人(主催者発表)の観衆を魅了した。
花火大会は、昨年から苫小牧タウンマネジメントとまこまい百年花火実行委員会、苫小牧港まつり実行委員会、苫小牧民報社が共催。オープニング、1~3部、フィナーレなどで構成し、初登場の「尺玉」といわれる大型花火50発は道内最大級とうたった。入場者数は昨年を1万4000人上回った。
会場には浴衣姿の市民らが大勢足を運び、午後7時半ごろに打ち上げを開始。曇り空で途中は降雨に見舞われながら、約50分間にわたって有名歌手や地元アーティストらの楽曲と共に、スターマインなど芸術的な大輪の花で夜空を彩った。
花火が打ち上がるたびに会場からは歓声が上がり、花火会場を初めて訪れた苫小牧美園小2年の小塚未歩子さん(7)は「すごかった。来年も多分また来る」と大喜び。インドネシア出身の技能実習生エドウィン・スーリヴドさん(22)は「とても楽しかった。うれしいですね」と仲間とともに楽しんだ。
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