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釧路新聞

北方領土 理解深める 札幌の高校生ら来根【根室】

納沙布岬で四島のかけ橋の説明を受ける札幌日大高生(3日午後2時50分)

 【根室】北方領土復帰期成同盟(札幌)が実施する北方領土青少年現地視察事業が2日から根室管内で開かれている。北方領土問題対策協会(東京)の交付金を活用し、青少年を北方領土隣接地域に派遣する取り組みで、各都道府県民会議が2年ごとに行っている。

 北方同盟としては2022年以来。来根したのは札幌日本大学高校1年生13人と引率者ら5人の計18人。同校は道の北方領土サポーター登録者が多く、活動も盛んなため選ばれた。

 2日夕に根室入りした一行は、3日朝から色丹島出身の得能宏さん(90)の講話、根室港に停泊中の北方四島交流船「えとぴりか」(1124㌧)を見学。沢口巨樹船長から高齢の元島民に配慮したバリアフリー船であることなどの説明を聞き「北方領土とのビザなし渡航が再開されたら、ぜひ行ってみてほしい」と呼び掛けられた。納沙布岬では北方領土啓発施設「北方館」の清水幸一副館長から岬周辺の施設や旧ソ連軍の北方領土侵攻の経緯、貝殻島コンブ漁などについて説明を受けた。

 今年7月に北方領土サポーターに登録したという同校の渡邉心温さん(15)は「得能さんや北方館の話で分からなかったことを知った。自分の力として今後の意見の根拠にしたい」と話していた。

 一行は4日に「明郷伊藤☆牧場」で乳しぼり体験後、野付半島を見学して帰途に着く。

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