港まつり「ワッショイはこだて」始まる まちに熱気【函館】
開港165周年記念函館港まつり(実行委主催)は2日、市民パレード「ワッショイはこだて」の十字街・松風コースが行われた。最高気温29・7度と真夏日並みの暑さとなる中、市民約6500人が1・4キロを練り歩き、市民の活気でまちは熱気に包まれた。
十字街であった出発式で実行委の森健二会長は「踊りやパフォーマンスでゴールまで盛り上げ、観覧の市民、観光客には函館の夏を十分楽しんでほしい」とあいさつし、5段雷花火を合図にパレードがスタート。第1部「函館港おどり」は、市民が団体ごとに色鮮やかな浴衣でそろえ「函館港おどり」「いいんでないかい」の曲に合わせ一糸乱れぬ踊りを披露。一時、音響トラブルで音楽が鳴らない場面もあったが、観客が手拍子で後押しし踊り続けた。
第2部は、自由な振り付けで踊る「サマーカーニバル」に負けじと、約600人の子どもたちがいか踊りで元気の良さをアピール。第3部の「函館いか踊り」に入ると、参加者は軽快な音楽とリズムに合わせて飛び跳ね、終盤の自由参加枠では多くの市民や観光客も加わって盛り上がりは最高潮に達した。
3日は午後5時半から、千代台・五稜郭コース(1キロ)を開催。第3部「函館いか踊り」は自由参加可能。
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