８月に行われる全国大会に出場する富川小３年の佐々木舞衣さん（左）と同１年の中島灯雪さん

【日高】町内の門別空手スポーツ少年団・誠章館（松橋賢一代表）に所属する小学生２人が、５月18・19日札幌市の北ガスアリーナ札幌46で行われた第44回北海道少年少女空手道錬成大会の男女、学年別の形と組手の個人戦で準優勝に輝き、全国大会への出場を決めた。

　富川小１年の中島灯雪（とゆき・６）さんが挑んだ１年女子・形には12人が出場。審判による採点方式で、予選は２ブロックに分かれ形を披露し、両ブロックの上位３人が決勝に進んだ。中島さんは「２位になって良かった。四肢突きの手が上手く行った。体がちょっとぐらついたところがあった。全国大会ではぐらつかないように気をつけてチャンピオンになれるよう頑張る」と意気込んだ。

　富川小３年の佐々木舞衣（９）さんは、女子組手で17人が出場。ポイント制によるトーナメント方式で争った。佐々木さんは１回戦６―０、２回戦４―３、準決勝２―０で勝利、決勝は苫小牧の選手に２―３で敗れた。佐々木さんは「決勝は負けて悔しかった。全国大会は１回でも多く試合に勝って優勝したい。組手のステップが好き。１分半動いて相手のすきをねらう」と力を込めた。

　「第24回全日本少年少女空手道選手権大会」（全日本空手道連盟主催）は、８月８日～10日に東京武道館で行われる。