世界遺産登録3周年、27日は「おしまの縄文に触れる日」【函館】
2021年7月27日に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されてから3周年を迎えるのを記念し、渡島総合振興局は27日を「おしまの縄文に触れる日」として、函館市と森町の教育委員会、函館バスなどの協力で関連事業を企画している。遺跡群などをめぐるバス乗車券や特製弁当の販売などを行う。環境生活課は「“縄文”を満喫する特別な旅を楽しんでほしい」と利用を呼び掛ける。
函館バスは、世界遺産への二次交通の充実のため、縄文遺跡の最寄りバス停などで27日から利用できる乗車券「縄文カンパス」を25日から発売する。「Dohna!!(ドーナ)専用サイト=二次元コード参照=から購入する。9月29日まで。「垣ノ島遺跡下」、「大船遺跡下」、「南茅部支所前」の各バス停で利用でき、土日祝日と8月13~16日にバスが乗り入れる「縄文文化交流センター」でも利用できる。初日の27日はPRバス「GO!縄文号」を運行する。問い合わせは函館バス(0138・22・8111)へ。
また、バス利用者向けに縄文をイメージした「中空土偶弁当」(税込み1000円)を数量限定で販売している。大船遺跡管理棟前と縄文文化交流センターバス停前で提供し、センターの敷地内テラスなどで味わうことができる。希望者は仕出し一松(090・8709・2454)に前日午後5時までに申し込む。
森町教委は、10月12日までの土曜日に鷲ノ木遺跡の見学会を実施している。町役場駐車場からマイクロバスを1日3回(午前9時、同11時、午後1時)無料で運行する。1回20人まで、希望者は3日前までに同教委社会教育課(01374・2・2186)または同町ホームページから申し込む。
函館市は、27日の市縄文文化交流センターの入館料を無料とするほか、来館者先着100人に缶バッジ、ガイドブック、クリアファイルなどの縄文グッズを進呈する。同センターの開館時間は午前9時~午後5時。
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