くわ入れをする木村社長

　ジョイフルエーケー釧路店新築工事の地鎮祭が２３日、釧路市鳥取南４に建設が予定されている複合商業施設「（仮称）ジョイフルタウン釧路」の敷地内で執り行われ、関係者が工事の安全を祈願した。工期は２０２５年５月末までの予定で、同年７月ごろにオープンの見込み。

　地鎮祭には、ジョイフルエーケー（建築主）の木村勇介社長、安田設計室（設計者）の安田幸治室長、宮坂建設工業（施工者）の宮坂寿文社長をはじめとする関係者２３人が出席。厳かな雰囲気の中、祝詞が読み上げられた後、祭壇の前につくられた砂盛に鎌、くわ、すき入れが行われたほか、玉串を捧げて工事の安全を願った。

　式が無事に執り行われた後、木村社長が「ご縁があり、今回初めて釧根地区でオープンすることとなった。釧根地区をはじめとする道東の皆さまに喜んでもらえる店舗にしていきたい」とあいさつ。宮坂社長は「全身全霊を捧げ、工事の安全、工期の万全を期して良いものを建てたい」と力を込めた。

　（仮称）ジョイフルタウン釧路は日本製紙釧路工場跡地に建設され、店舗面積の合計は２万７２７２平方㍍、来客用駐車場の収容台数は１３３０台を計画。２２日夜に市鳥取南会館で開かれた店舗新設に関する説明会では、敷地内にジョイフルエーケーの生活用品店舗と建築資材店舗計２棟のほか、食品スーパーマーケット、ドラッグストア、家電量販店の建設が予定されていることなどが報告された。